トラストトレイン用のC12 164がATS非搭載のため2005年4月を最後に運転を停止して以来、大井川からC12の煙が途絶えて久しい。しかし、1996年に養老公園から搬入されたC12 208は、10年以上を経た2007年にようやく、当初の目的であったC56 44の代替ボイラーとして甦った。デフ無しのタイ仕様で走る今の姿にはC12 208時代を思い起こさせる。C56 44として煙を出したC12 208を追ってみた。