鹿島鉄道

2007年4月 2日 (月)

さようなら 鹿島鉄道

もう二日も経過して、賞味期限切れかもしれないが、31日は鹿島鉄道へ最後の撮影に行った。

さよならの喧騒は避けたいので、天邪鬼撮影に徹してしまった。

何日か前のWEB上に常陸小川折り返しの単行にキハ601が充当されてKRは2連で鉾田運用に2本が入っているとあったのを信じて、折り返しを狙って四箇村付近へ行く。踏切端にずらり並んだギャラリーを横目で見て、こんな写真を撮っていた。

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そして、ようやくキハ431+432の加越能鉄道コンビの2連の走行を撮影して最後は夕暮れの霞ヶ浦を行くKRの2連でお仕舞にした。
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2007年2月 6日 (火)

石岡機関区: 鹿島鉄道撮影記(5)

24レを一旦常陸小川で降りてスナップの後、KR501に乗って石岡へ戻った。

帰りの「フレッシュひたち」まで時間があるので跨線橋から石岡機関区を撮ってみた。

1984年4月の写真と比べると、木造の機関庫が健在な他、事務所などのトタンが新しくなったことを除けば、構内の変化は殆ど見られない。
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車両の方も、DD901とキハ04が姿を消し、KR500が登場したことを除けば、キハ602、キハ431+432の配置が、84年と逆向きである程度の違いしかない。
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2007年2月 5日 (月)

交換待ち: 鹿島鉄道撮影記(4)

キハ432は半室運転台になっている。格好の前方展望台には姉妹らしい女の子達が景色を眺めていた。
24レは、途中の桃浦でキハ601の23レと交換する。
反対方向の列車に待たされること自体が不思議な普段乗ることの無い、単線ローカル鉄道の景色はどんな思い出になったのだろうか。
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鹿島鉄道撮影記(3)

浜駅周辺での撮影は3本で終了。13:50発の24レで引き上げた。
やって来たのは、キハ432。 菜の花を撮った21レの折り返しだ。
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かって浜駅に来た時の帰りの列車はキハ431。当時とは塗り分けが変わっているのが良く判る。
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2007年2月 4日 (日)

菜の花: 鹿島鉄道撮影記(2)

浜駅周辺では国道の跨線橋がお立ち台になっているようで、ここに沢山の人だかりが出来ている。

さて自分は次は何処で撮ろうかと良く見ると、未だ柿が実を付けていたり色々と撮りようがある。
時間が無いのと午前でないと綺麗に撮れそうでないので、ここは諦めて菜の花と組み合わせてみた。

以前に4月末の連休に来た際は非常に寒くて全く春の景色が撮れなかったのに、暖冬の今年は1月なのに菜の花撮影とはなんとも皮肉なことだ。

やって来たのは、キハ432。 KR500だろうと思っていたので、これもまた運が良いということか。

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鹿島鉄道撮影記(1)

先週の鹿島鉄道の写真の現像が上がった。

新幹線と「フレッシュひたち」を乗り継いで、わずか3時間の滞在。
それも土曜日という同業者多数が最初から判っているという悪条件でのショートトリップでしたが。・・・・・

自宅を朝8:00に出て、石岡には11:25着。
この時間を選んだ理由は、これまで2回の訪問では走行写真を撮ることすらできなかった、旧国鉄キハ07キハ600に11:31発の19レで乗れることができるかもしれないからだったが、待っていたのは期待通りのキハ601だった。
1日フリーキップを買って乗る。混雑していたが予想ほどひどくなくて、座ることができた。
お陰で、ここから撮影予定の浜駅まで、菱枠台車独特の乗り心地を楽しむことが出来た。
こういう旧式のDCに乗るのは、1984年4月に同じ浜駅へ来た時以来。
キハ07系に乗るのは、1979年の鹿児島交通以来だ。

今日は空が霞んで筑波山が見えないし霞ヶ浦を写すには、この時間では逆光だが、そのまま撮ることにした。
隣の玉造町で交換してやって来た20レは、キハ714+602の2連だった。
この2連は撮れると思っていなかったので、意外だった。
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2007年1月28日 (日)

鹿島鉄道

存続活動の成果なく、鹿島鉄道の廃止が近づいている。
その顛末はTV番組「ガイアの夜明け」でも紹介されている。

非電化ローカル鉄道の廃止が続いているが、今まで葬式鉄は殆どしたことがない。
それにも関わらず、この鉄道だけは間際になって訪れてしまった。
他の非電化鉄道に無い魅力。いや、この鉄道にだけ残された最後の姿が消えようとしている。
それは、戦前の気動車で多用された 菱枠台車だ。

写真は、1984年04月30日撮影のキハ432
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