6月・・・朝、目が覚めたら
眼を患ってからもう半年になりましたので整理してみました。
6月の朝、右目から見える世界がこんな風に激変したのでした。
脳梗塞を経験していた私は即座に状況が判って
「ああ、やっちまった」血栓と判った。
しかし、血栓の勝負は2-3時間。寝ている間に発症したから既に手遅れと認識。
むしろ、血栓が脳へ行っていたら今頃こうして起きていないよなあ(=即死)と妙にサバサバと納得してしまった。
近所の眼科へ行き、そこで紹介状を書いてもらって脳卒中センターのある岐阜市民病院へ。
その時点の状態。
診断結果は予想通り。
「網膜中心動脈閉塞症」手遅れで中心網膜は死滅したけれど周辺網膜細胞をなんとか回復させるための治療を開始。
視力は0.03から0.06 この後は近所の眼科で継続治療となり今は0.15まで回復した。
原因については脳卒中センターで検査してもらったが心房細動などの異常もなく以前の脳梗塞と同じく原因不明。
しかし、原因不明の脳卒中は10%も占めるという。
11月で生き残った網膜細胞の治療も終わりというかこれ以上は望めないという今の状態は・・・
ちなみに左目は健全で脳みそが一生懸命に画像処理してくれるので実際に見える状態は長髪の前髪垂らした状態で見ているような感じ。
全体視野は確保できていますので車の運転はできています。
光線状態が厳しいと画像処理に脳みそが疲れ果ててしまいます。
露出計でいえば従来はEV-4~+20だったダイナミックレンジが+4~+10に大幅に狭くなりまた逆光時のゴーストもひどい状態。
夜の一人歩きはよく知ったルート以外は怖くてできないのが難点。
路肩と白線と縁石の区別ができない状態です。
また、アルコールを飲むと合成画像処理ソフトが初期化されるようでせっかくうまく見えるようになったのに、ちょっと飲み過ぎると見える世界が6月のようなひどい状態に戻ってしまいます。
当然夜遊びはできません(笑)
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