真岡鐵道のC11 325のこと
8月31日に下記の記事が登場して蒸機ファンの間で話題になっているようだ。
真岡鉄道、SL1台で運行へ 維持費は増、乗客は減で2台困難に 下野新聞「SOON」ニュース
真岡SL「2台運行は困難」1台廃止し譲渡検討 YOMIURI ONLINE
C12大好きな私としては、C12が残って良かったと思う反面
重連運転が無くなったことでバック運転の機会が無くなってしまった事がとても残念です。
ところでこれらの記事・・・
大雑把な経緯は記事に書かれているが読んでいるとなかなか面白い。
C11型とC12型がある2台のうち、劣化が進むC11型
製造年を見ると
C11 325は1946年製 C12 66は1933年製と、断然 C11の車齢が若いです!
復活営業開始年月(再整備)を見ると
C11 325は1998年11月 C12 66は 1994年3月とこれも C11の車齢が若いです!
変ですね。
ところで各車生まれ、復活した背景を見ると
C12 66は昭和大恐慌後とはいえ、戦前の蒸気機関車の設計が確立し最も量産された黄金時代。
C11 325は終戦直後の混乱期かつ車両自体は所謂戦時型。
元々は木製デフ、角型ドーム等の資材節約、行程簡略と言えば聞こえが良いが粗製時代の車両。
更に(うわさでは)
C11 325復元に当たって費用削減のために極力部品新製を避けたとか。
そういった製造復元の良し悪しがその後の状態に大きく影響して今に至ったのではないか下種の勘繰りをしている私です。
ちなみに大井川鐵道で復活したものの早々に引退したC11 312も325と同じ戦時型でしたね。
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