「SL煤郷;浪漫」撮影記(5)ああ、鐵路迷
台湾では、鐵道ファンのことを鐵路迷と呼ぶ。
その熱狂振りは日本顔向けで、一端は(1)で紹介のビデオを見れば判るであろう。
さて、この素掘りトンネル付近、足場も少なくかつ、この大雨である。一人気楽な撮影と思っていたが、先行のDRCや車で追っかけの連中が続々やって来た。その数、約10名。私が岩肌に陣取るのを見て諦めて、引き返す者、この先の鉄橋へ向かう猛者が、殆どであったが、2名が留まった。
二人とも傘を差して視野内の犬走りをウロウロして崖に隠れるが傘が見えている。英語で注意すると一人は「列車が来たら傘を畳む」と約束してくれたが、もう一人は、中国語しか判らないようだ。私は中国語は判らないので不安なまま、撮影場所に戻る。
先行のDRCは写真のように、二人とも傘を畳んでくれて一安心。
そして、いよいよ本番の「SL煤郷;浪漫」3321次がやって来た。一時、収まっていた雨は再び激しくなる。山中の難しい露出条件をマニュアルで再設定する。爆音(CK124ではなく後押しのS403!)が聞こえ、森の間からCK124の白煙が見えてきた。
予想どおり、英語の判らない一名は傘を差したままだ(T_T)。
いよいよ、素掘りトンネルへ顔を出してきた列車を夢中で連写した結果がこれ。
予想はしていたのでデジは横だが、リバーサルは縦アングルで傘の辺りはカットして撮った。

そして乗客を乗せた列車が通過していった。
日本のように手を振ると機関助手が答えた。最後に後押しのS403を撮って、ここでの撮影を終了した。

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