電車の汽笛
最近、あちこちのblogを見ていると豊鉄の話題が目に付く。
8月から旧岐阜市内線のモ800が登場し、旧型車が廃車となるためのようだ。
以前にも書いたが、豊鉄に今も残る旧名古屋市電にはホイッスルが健在だ。
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今でこそ、電車は「ポワーン」と鳴る警笛だが、初期はホイッスル(汽笛)だったようだ。
私が聞いた記憶があるのは、名古屋市電の他には函館市電の500形と、大井工場で復元されたナデ6141だけであるが、子供の頃から聞いていたせいか、非常に懐かしく感じる。
これらの音は当時、カセットで録音してあり久しぶりに聞いてみた。
汽笛といっても、近代蒸機のような野太い音で無く少し高めのか細い音だ。
蒸機でいえば、明治・大正期の蒸機のような感じだ。
この汽笛が聞こえなくなるのは実に残念だということで、今回の写真はホイッスルを録音した3106番を紹介する。
当時は、今のような広告電車は殆ど無く豊鉄色が殆どだった。
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